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2013年01月31日

第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る

 かつての皇室のご静養地、沼津御用邸記念公園をスタートして沼津港へ。漁港ならではの食を堪能し、日本一の富士山を見ながら駿河湾沿いのサイクリングロードを走る開放感いっぱいのコースだ。

=== コースデータ ===
◆エリア=沼津市・富士市
◆スタート/ゴール=沼津御用邸記念公園
(沼津市下香貫島郷2802-1 電話055-931-0005 ※駐車場有、2時間まで300円)
◆走行距離 =約44.0km
◆走行時間 =約3時間
◆ルート =沼津御用邸記念公園(1.1km/5分)→牛臥山公園(2.3km/15分)→港大橋(1.8km/10分) →びゅうお(0.8km/5分) →若山牧水記念館(0.8km/5分)→千本浜公園(15.2km/50分)→毘沙門天妙法寺(22.0 km/90分)→沼津御用邸記念公園

 スタートである皇室のかつてのご静養地「沼津御用邸記念公園(写真1)」は、東名沼津インターから車で30分ほど、沼津駅から伊豆箱根バスで約15分「御用邸前」下車。国道414号沿いの松林に囲まれた旧御用邸は見学も可。旧御用邸の前の道を進むとすぐに風情のある松林に入る。舗装道路なのでロードでも快適に走れる(写真2)。松林を抜けると、2012年にできたばかりの牛臥山公園に出る。見晴らしの良い公園内からは、旧御用邸はもちろん、富士山、大瀬崎、三浦(静浦 内浦 西浦)までを望む。トイレもあるので休憩ポイントにも良い。

第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(1)【沼津御用邸記念公園】御用邸の敷地面積は約15万平方メートル。沼津市
に移管された後も沼津御用邸記念公園として多くの人々に親しまれている


第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(2)沼津御用邸敷地裏の【海辺のプロムナード】
牛が伏せた形からその名前が付いた牛臥山公園までのサイクリングロードだ

 我入道海岸の一本手前の道路を走り、県道144号に出て島上寺を過ぎて浜町バス停手前を左折すると狩野川河口に出る。その先の沼津我入道漁協前には、市内を流れる狩野川下流を往来する「我入道渡し船」の乗り場。そこから先は狩野川の防波堤沿いの道を進み、途中でコンクリートの階段を上がって防波堤の上に出てそのまま港大橋方面へ。

 富士山が美しく見える景勝地「沼津から見た富士山八景」(写真3)の一つ、狩野川にかかる港大橋を渡る。最初の信号を左折するとその先は沼津の海の食材を扱う沼津魚市場、その隣には、寿司はもちろん魚料理を扱う多くの店がところ狭しと並んでいる沼津港飲食店街(写真4)がある。

第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(3)狩野川にかかる港大橋から見える富士山は、景勝地【沼津から見た富士山八景】の一つといわれている


第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(4)【沼津港飲食店街】ではおいしく楽しく魚が食べられる。30軒以上の中からお好みの店を探そう

第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
沼津は全国有数の干物の生産地。富士山の良質で豊富な湧水と強い浜風や温暖な気候が、
干物作りにあったからだろう。アジの干物をはじめ、サバ、金目鯛、サンマなど吟味した
材料を一枚一枚、人の手で丁寧に開いて作られている。沼津港飲食店街で購入できる。

 沼津港飲食店街を抜けて千本港町の信号を左折し、次の沼津港の信号を左折すると目の前に沼津港のシンボルタワー、沼津港大型展望水門「びゅうお」(写真5)が現れる。その手前を右折し松林に囲まれた港口公園を走り抜け、その先には若山牧水が晩年を過ごした千本松原の一角に立つ若山牧水記念館がある。その先を進み千本浜公園の表示を左折し、ここから先は防波堤を兼ねた約20kmのサイクリングロードを走り富士市に向かう。

第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(5)【びゅうお】は沼津のまちを津波から守るために作られた水門。
展望施設からは富士山、南アルプスを望み、東西南北360度の展望を楽しめる。
料金は大人100円、小人50円(小中学生)。開館時間は10時~21時、毎週火曜日休館日。


第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(6)【若山牧水記念館】に向かう道は「文学のみち」と地元では呼ばれる趣のある道だ

 防波堤の左手には駿河湾、天気の良い日は対岸にはくっきりと伊豆半島、右手の松林の先には富士山が見える。ウォーキングしている人も多く、コンクリートの路面はクラックがあるので走行には注意が必要だ。
第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(7)防波堤の上のサイクリングロードは、全長20.5km。駿河湾の向こうに伊豆半島が見える

 防波堤の側面には、沼津港(No.0)から富士川河口(No.82)までの距離が表示されているので約20kmのコース案内になる。富士市が近づくにつれて、右手に製紙会社の大きな煙突が見えてくる。東海道本線吉原駅の近くにある毘沙門天妙法寺(写真9)を折り返しとするため、No.58のサインを見落とさないように注意。No.58が見えたら右折して防波堤を折り、松林をくぐり抜けると左手に毘沙門天の境内が見える。ここを折り返し地点にして、富士山を背にして沼津港の「びゅうお」を目指して走ろう。

第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(8)防波堤には、沼津港から富士川河口まで距離を表示したサインボードが付いている

第12回 沼津から富士へ、駿河湾を走る
(9)毘沙門天が祀られている【妙法寺】。インド窟院にならって建立された境内は、オリエンタル
ムードが漂う。旧暦の正月7・8・9日に実施される毘沙門天祭は日本三大ダルマ市の一つ。




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Posted by eしずおかコラム at 12:00

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