2013年03月14日
第15回 ぐるっと浜名湖一周
浜名湖は全国で十番目に大きい湖。今回紹介するのは、新居の関所から三ヶ日までの起伏にとんだ西海岸、奥浜名湖の猪鼻湖瀬戸をめぐり、湖畔沿いの心地よい浜名湖自転車道を走り舘山寺温泉、弁天島を渡って浜名湖を一周するコース。
【 コースデータ 】
◆エリア=湖西市、浜松市
◆スタート/ゴール=浜松土木事務所南
◆走行距離=53.4km
◆走行時間=4時間5分
◆駐車場=浜名漁港内
【 アドバイス 】
新居(あらい)の関所から奥浜名湖の猪鼻湖(いのはなこ)を通り、県青年の家までは一般道も走るが適度な起伏もあり楽しさもある。気賀から村櫛までの自転車道は専用道路なので安心して走れるがハイカーや生活道路としても使われているので走行には注意が必要。自転車道で路面の悪いところもあるので、注意したい。
浜名湖湖岸を通るため道はほとんど平坦で、気持ちの良いコース。表浜名湖から奥浜名湖を左回りで走るが、新居から三ヶ日までの西側は一般道なのでクルマには注意したい。
駐車場西側にある新居浜名湖跨線橋を渡り競艇場の西にあるサンマリンブリッジ(写真1)へ。橋を渡り左折をしてJRのガードをくぐり国道301号との交差点の左側に全国で唯一、当時の建物が現存する新居関所(写真2)がある。
写真1/サンマリンブリッジは、競艇場西に架かる斜張橋で競艇場周辺の混雑緩和を目的に
建設された。夜にはライトアップされ、夜空に威容を放っている。浜名湖で美しい橋のひとつ
写真2/新居宿関所跡は、正式には今切関所といい、慶長5年(1600 年)に設置され、
明治2年まで続いた。現在の建物は、関所建造物としては全国唯一現存するもの
交差点を西進すると紀州藩の御用宿だった老舗旅籠を当時の姿そのままに再現してある紀伊国屋の前を通って国道301号を三ヶ日方面に向かう。新居町から湖西市に入り、多米(ため)峠入口交差点(写真3)を直進すると再び浜名湖が見える松見ヶ浦に出る。
写真3/国道301号新居関所前を通り道なりに行くと
浜名湖の自然と豊橋市街が展望できる多米峠がある
瀬戸トンネル前信号機を右折すると銀色の吊り橋の瀬戸橋(写真4)と赤色の新瀬戸橋(写真5)があり、松並木が続く大崎半島に抱かれた波静かな奥浜名湖の猪鼻湖が見える。
写真4/瀬戸橋
写真5/新瀬戸橋
猪鼻湖神社を見ながら幅120mの瀬戸水道(写真6)を渡る。大崎半島の岸辺に通る自転車道を進み青年の家手前交差点で県道310号に出て右折しなだらかな坂を上ると浜名湖を一望できる丘に県立三ヶ日青年の家(写真7)がある。
写真6/浜名湖と猪鼻湖を結ぶ一帯は猪鼻湖瀬戸と呼ばれる県指定の名勝地。銀色の
吊り橋、赤いアーチ橋が映る美観は浜名八景の一つで、いつも観光客でにぎわっている
写真7/静岡県立三ヶ日青年の家は静岡県立浜名湖自然公園の北端に位置し、浜名
湖を一望できる風光明媚な景勝地にある。恵まれた自然環境の中でのカッター・
ヨットなどの海洋スポーツやウォークラリー、サイクリングなどが体験できる
天竜浜名湖鉄道の踏切を渡り、東名高速のガードをくぐり県道310号から国道362号に入り、自転車道を走る。湖畔沿いの自転車道は、歩行者もいるので気をつけて走りたいところ。西気賀の駅を過ぎて500mほどでJAの手前で再度湖畔沿いの自転車道に入る。自転車道を直進すると自動車は通行できない浜名湖周遊自転車道の橋として作られた浜名湖の水源、都田川の一番下流の橋、澪つくし橋(写真8)がある。
写真8/澪つくし橋は浜名湖周遊自転車道の橋として作られ自動車は通行できない。浜
名湖の水源、都田川の一番下流の橋。土手の桜並木は姫様道中とともに全国的に有名
半島や入江が複雑な湖岸線の自転車道から県道490号を走り三方を湖水に囲まれ近代的な旅館が立つ舘山寺温泉(写真9)に入る。湖畔沿いの自転車道は遊園地パルパルの中を走るあたりから狭くなり路面の悪いところや、浜辺沿いも走るので人にも十分注意をしたいところ。
写真9/舘山寺温泉は、浜名湖東岸の半島にある行楽温泉地。充実した
設備の宿がそろい、湖のとれたての魚介類が味わえる。観光スポット
は多彩で、湖の遊覧船、遊園地、ハーブガーデンなど家族で楽しめる
弁天まで12kmの看板がある村櫛舘山寺自転車道(写真10)からは湖畔沿いでも安心して走れる自転車道になる。浜名湖花博の会場となった浜名湖ガーデンパークが左手に見え、季節の浜名湖の顔を楽しむことができる浜名湖大橋(写真11)の自転車道を通って弁天島に入り、JRのガードをくぐるとすぐに国道1号にとの交差点を右折するとその先はゴールの新居になる。
写真10/村櫛舘山寺自転車道
写真11/舘山寺温泉と弁天島を結ぶ約12Kmの道路で、浜名湖の真ん中を通る浜名湖大橋
は、全国的に珍しい「自転車専用道」があり、季節の浜名湖の顔を楽しむことができる
【 コースデータ 】
◆エリア=湖西市、浜松市
◆スタート/ゴール=浜松土木事務所南
◆走行距離=53.4km
◆走行時間=4時間5分
◆駐車場=浜名漁港内
【 アドバイス 】
新居(あらい)の関所から奥浜名湖の猪鼻湖(いのはなこ)を通り、県青年の家までは一般道も走るが適度な起伏もあり楽しさもある。気賀から村櫛までの自転車道は専用道路なので安心して走れるがハイカーや生活道路としても使われているので走行には注意が必要。自転車道で路面の悪いところもあるので、注意したい。
浜名湖湖岸を通るため道はほとんど平坦で、気持ちの良いコース。表浜名湖から奥浜名湖を左回りで走るが、新居から三ヶ日までの西側は一般道なのでクルマには注意したい。
駐車場西側にある新居浜名湖跨線橋を渡り競艇場の西にあるサンマリンブリッジ(写真1)へ。橋を渡り左折をしてJRのガードをくぐり国道301号との交差点の左側に全国で唯一、当時の建物が現存する新居関所(写真2)がある。
写真1/サンマリンブリッジは、競艇場西に架かる斜張橋で競艇場周辺の混雑緩和を目的に
建設された。夜にはライトアップされ、夜空に威容を放っている。浜名湖で美しい橋のひとつ
写真2/新居宿関所跡は、正式には今切関所といい、慶長5年(1600 年)に設置され、
明治2年まで続いた。現在の建物は、関所建造物としては全国唯一現存するもの
交差点を西進すると紀州藩の御用宿だった老舗旅籠を当時の姿そのままに再現してある紀伊国屋の前を通って国道301号を三ヶ日方面に向かう。新居町から湖西市に入り、多米(ため)峠入口交差点(写真3)を直進すると再び浜名湖が見える松見ヶ浦に出る。
写真3/国道301号新居関所前を通り道なりに行くと
浜名湖の自然と豊橋市街が展望できる多米峠がある
瀬戸トンネル前信号機を右折すると銀色の吊り橋の瀬戸橋(写真4)と赤色の新瀬戸橋(写真5)があり、松並木が続く大崎半島に抱かれた波静かな奥浜名湖の猪鼻湖が見える。
写真4/瀬戸橋
写真5/新瀬戸橋
猪鼻湖神社を見ながら幅120mの瀬戸水道(写真6)を渡る。大崎半島の岸辺に通る自転車道を進み青年の家手前交差点で県道310号に出て右折しなだらかな坂を上ると浜名湖を一望できる丘に県立三ヶ日青年の家(写真7)がある。
写真6/浜名湖と猪鼻湖を結ぶ一帯は猪鼻湖瀬戸と呼ばれる県指定の名勝地。銀色の
吊り橋、赤いアーチ橋が映る美観は浜名八景の一つで、いつも観光客でにぎわっている
写真7/静岡県立三ヶ日青年の家は静岡県立浜名湖自然公園の北端に位置し、浜名
湖を一望できる風光明媚な景勝地にある。恵まれた自然環境の中でのカッター・
ヨットなどの海洋スポーツやウォークラリー、サイクリングなどが体験できる
天竜浜名湖鉄道の踏切を渡り、東名高速のガードをくぐり県道310号から国道362号に入り、自転車道を走る。湖畔沿いの自転車道は、歩行者もいるので気をつけて走りたいところ。西気賀の駅を過ぎて500mほどでJAの手前で再度湖畔沿いの自転車道に入る。自転車道を直進すると自動車は通行できない浜名湖周遊自転車道の橋として作られた浜名湖の水源、都田川の一番下流の橋、澪つくし橋(写真8)がある。
写真8/澪つくし橋は浜名湖周遊自転車道の橋として作られ自動車は通行できない。浜
名湖の水源、都田川の一番下流の橋。土手の桜並木は姫様道中とともに全国的に有名
半島や入江が複雑な湖岸線の自転車道から県道490号を走り三方を湖水に囲まれ近代的な旅館が立つ舘山寺温泉(写真9)に入る。湖畔沿いの自転車道は遊園地パルパルの中を走るあたりから狭くなり路面の悪いところや、浜辺沿いも走るので人にも十分注意をしたいところ。
写真9/舘山寺温泉は、浜名湖東岸の半島にある行楽温泉地。充実した
設備の宿がそろい、湖のとれたての魚介類が味わえる。観光スポット
は多彩で、湖の遊覧船、遊園地、ハーブガーデンなど家族で楽しめる
弁天まで12kmの看板がある村櫛舘山寺自転車道(写真10)からは湖畔沿いでも安心して走れる自転車道になる。浜名湖花博の会場となった浜名湖ガーデンパークが左手に見え、季節の浜名湖の顔を楽しむことができる浜名湖大橋(写真11)の自転車道を通って弁天島に入り、JRのガードをくぐるとすぐに国道1号にとの交差点を右折するとその先はゴールの新居になる。
写真10/村櫛舘山寺自転車道
写真11/舘山寺温泉と弁天島を結ぶ約12Kmの道路で、浜名湖の真ん中を通る浜名湖大橋
は、全国的に珍しい「自転車専用道」があり、季節の浜名湖の顔を楽しむことができる
Posted by eしずおかコラム at 12:00