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2014年02月11日

第31回 α+自転車=散走 OVE南青山での自転車散走で東京を巡る

 しみずママチャリライドは、今年で5年目、10回目のライドを迎えます。たくさんの人とコトに出会うことが出来たママチャリライド。自転車は、人と人を結びつけるステキなツールであることを伝えることができたのでは、とプロデューサーとしては思っています。これからも「しみずママチャリライド実行委員会」が主体となり地元の企業、NPO、大学、そして行政と連携をとって自転車を愉しむだけでなく、自転車を活かしたまちづくりを提案していくことでしょう。
 ちなみに今月の2月23日富士山の日に清水港から富士山を仰ぐ、しみずママチャリライドin「富士山の日・清水みなと散走」を開催します。詳しくはこちらをご覧下さい。当日は富士山のビューポイントとちゃり三保、そして石倉を巡りながら、みなとまち清水を紹介させていただきます。 

 先日、OVE南青山で開かれた出版発表イベントにご招待をいただきました。「ライフ・クリエーション・スペースOVE」は、シマノが2006年に新しい自転車のたのしみ方やカフェや家具、雑貨、アートイベントなど、さまざまなコト・モノにふれる体験を通して、たくさんの人と価値を共有する目的で誕生したスペース。

第31回 α+自転車=散走 OVE南青山での自転車散走で東京を巡る
第31回 α+自転車=散走 OVE南青山での自転車散走で東京を巡る


 OVEのイベントは「散走」と呼ばれています。散走は、何かを見たり、食べに行ったり、探したりすることを自転車「で」行うアクティビィ、ライフスタイル。つまり散走は、そうしたこと自体を目的にはしていません。結果的にたくさん乗って、結果的にスポーティな1日になったとしても、それはあくまでも結果です。むしろ重視するのは自転車に乗っていない時間、見たり、食べたりしている時間のほうです。自転車とは別の目的を果たすために、自転車「で」出かけるのが散走なのです。散走は、自転車という道具を用いながら、自転車に乗ること自体「を」目的とするのではなく、自転車「で」何か他のことを楽しむという、ある意味で贅沢なアクティビィティといえます。

 今回僕もOVE南青山で用意していただいたシティバイクSMOVER(スムーバー)で、散走に初参加。SMOVERは、シマノの電子制御された自動変速装置を備えており、速さに合ったギアを自転車が選んでくれるというスグレモノ。
 外苑前からスタートし、東京湾竹芝、東京タワー、増上寺、皇居周辺の約15キロの道のりで約2時間のコース。都内ならではの観光地そして生活の匂いが漂う裏路地、ときには大使館前やホテルの敷地を横切ったり、海をみながらハーブティをいただくという、おしゃれでとても楽しいひとときでした。速度は平均して15キロ以下、速すぎない自転車から見る東京はクルマや電車では見落としてしまう街のディテールが目の端にきちんと映る速さで、僕自身あらためて東京の魅力を感じることが出来ました。

第31回 α+自転車=散走 OVE南青山での自転車散走で東京を巡る

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 いかかでしょう。散走のイメージがぼんやりと浮かんできたのではないでしょうか。OVEの散走は、体力や技量とは無関係にマイペースで行われるアクティビィとして、だれでも楽しめる旅行です。OVE南青山そして中之島では、文化芸術に触れる散走・歴史を感じる散走・おいしいものを味わう散走・自然の中を走る散走を定期的に開いています。東京での自転車旅行、一度体験してみてはいかがですか。



Posted by eしずおかコラム at 12:00

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