～浜名湖と奥浜名湖、そして猪鼻湖の湖畔を自転車散歩、オレンジロードでゲキ坂に挑戦～

　スタートは浜名湖ガーデンパークの駐車場。8時30分から17時30分までは無料だ。



　館山寺方面を目指し、浜名湖周遊自転車道を走る。浜名湖周遊自転車道は、浜松市北区三ヶ日町三ヶ日から同市西区舞阪町弁天島に至る延長48.0kmの浜名湖東岸を区間とする自転車道。



　舘山寺に入り浜松市動物公園手前を左折し、国道320号へ。東名高速のガード下をくぐり、坂を下った先に奥浜名湖が見えてくる。



　小学校のところで左折し奥浜名湖に沿って進むとみをつくし橋。浜名湖周遊自転車道のシンボルとして平成元年につくられた自転車専用の橋だ



橋を渡りふたたび奥浜名湖沿いに進み、浜名湖サービスエリアへ向かう。浜名湖サービスエリアはあまり知られていないが、自転車でも入ることができる風光明媚なサービスエリア。トイレはもちろん、休憩場所にも好都合なポイント。



　ふたたび国道362号を進み、瀬戸の交差点を左折し天竜浜名湖線を渡ると辺りはリゾートの風景に変わる。青年の家の前を通過し、礫島を回って瀬戸に出る。ここからは猪鼻湖だ。周囲約12kmの浜名湖の支湖で、瀬戸と呼ばれる水道で浜名湖に通じている。



　湖を反時計回りに東急リゾートタウンの中を通り、再び猪鼻湖に出る。自転車道を進むと背の高いパームツリーに囲まれた三ヶ日中、再び進み天竜浜名湖線袋と並走すると三ヶ日駅が見えてくる。国の登録有形文化財にもなっている天竜浜名湖線の駅舎、グラニーズカフェが構内にある。



　ここから先は、激坂もあるオレンジロードが待っているので休憩、補給ポイントにしよう。また駅には500円のレンタサイクルもある。駅員の方が丁寧に対応してくれるのもうれしい。

　天竜浜名湖線に沿って尾奈駅を過ぎたら右折。その先にはオレンジロードの看板が見える。いよいよオレンジロードの始まりだ。いきなり急な坂が始まり坂を上りきると辺りは見渡す限りうんしゅうみかんの畑だ。ここからはアップダウンを繰り返しながら上っていく。途中には看板も少ないので、コースに迷わないようにしたい。



　利木峠を過ぎると長い下り坂が続く、かなりスピードが出るので注意しょう。オレンジロード下り切ってその先の短い距離だが手ごたえのあるなかなかの激坂を越えて国道301号線の太田の交差点に出る。JR鷲津駅を経由して新居関跡へ。



　その先、国道1号に出たら東に進み、右手に遠州灘を見ながら弁天島へ。ガード下を進み明月橋を渡ると、左手には浜名湖、タイミングが良ければ湖に沈む美しい夕日が見られるだろう。中之島橋と浜名湖大橋の自転車道を風に注意しながら進むと、その先はゴールのガーデンパークだ。　




◆立ち寄りスポット◆
　天竜浜名湖線三ヶ日駅は、国の登録有形文化財にもなっているとても風情のある建物。その駅の隣にというか、構内にカフェがある。それもとても雰囲気のあるグラニーズカフェ。


看板メニューは「グラニーバーガー」（980円）。牛肉100パーセントの自家製パティ、厚切りベーコンとチェダーチーズ、そして地元野菜と目玉焼き。ステキなオーナー、佐藤晴美さんの手作りだ。